2013年08月26日

ジャンゴ

『イングロリアス・バスターズ』などの異才クエンティン・タランティーノ監督が、前作からおよそ3年ぶりに放つ骨太のアクション大作。

19世紀中期のアメリカ南部を舞台に、かつて奴隷だった男の妻奪回のし烈な闘いを描き出す。
posted by 若旦那 at 08:18 | 秋田 ☀ | クエンティン・タランティーノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

阿波の踊子

「伊豆の踊り子」じゃなくて、「阿波の踊子」である。
マキノ雅裕(正博)監督の1941年度の作品。

先日、上京した際、銀座シネパトスのマキノ特集で観た作品である。

悪家老に無実の罪で兄を殺された主人公長谷川一夫が、海賊となって力を蓄え、自分の配下の者達と共に阿波踊りの日に復讐に舞い戻ってくるというお話である。

これだけであれば、結構ありがちな時代劇かな?といったところであるが・・

不思議なことに大スター長谷川一夫主演作にもかかわらず立ち回りのシーンは皆無といってもさしつかえない。

いざ!立ち回りといったシーンでも、長谷川一夫はすぐに刀を納めてしまうし、プログラムピクチャーとしてのチャンバラ時代劇を期待して観に来たお客にとっては肩透かしをくらった気分だったに違いない。

代わりに展開されるのが何百何千といった群集による阿波踊りシーンである。
これがラスト約15分位続き、この映画最大のクライマックスとなっているのである。

「えらいやっちゃえらいやっちゃヨイヨイヨイヨイ♪〜」と大群衆が踊りまくる中、復讐劇が展開され、あとに残ったのが悪家老の死体・・

という「阿波踊りが全てを解決する」というなんとも不思議な作品だった。

ちなみに、さすがマキノ!スピーディかつ意表をつく作劇術は見事なもの!
最近の監督達にも見習って欲しいものだ。

ヒロイン?の高峰秀子は、ほとんどアイドルとして描かれていた。

この十数年後、成瀬の「浮雲」などで大人の女のダークな魅力をふりまく方と同一人物とは思えない可愛らしさ!
posted by 若旦那 at 20:56 | 秋田 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

フライングラビッツ

「ピンク四天王」瀬々敬久本格的メジャー進出作は、なんと石原さとみ主演のバスケット映画!
ピンク時代から一般映画進出後も、問題作を連発してきた瀬々だけに、??と疑問符が頭の中をかけめぐるような作品セレクトに思えたが・・果たしてどういう映画になったのか?
結論から言うと、非常に良く出来たスポーツ映画に仕上がっていた。

主人公石原さとみが同姓同名のミスによって成り行きで入れられたJALバスケットチーム「ラビッツ」の寮で、監督高田純次に偶然隠れた才能を見抜かれ、無理やりラビッツに入部させられる。
そこでバスケットの魅力に目覚め、同期の真木よう子、渡辺有菜と共に一人前のCAとバスケット選手を目指して頑張って行く・・

とまあ、話だけ聞くと実もふたもないありがちのスポ根ものか?
って感じだが、そこはさすが瀬々敬久!語り口のうまさで他とは一線を画している。
脚本家がバラエティ畑の人らしいので、どこかで見たような?お約束の展開とツメの甘さは否めないが、主人公三人組の丁寧な描写にはさすが!とうならせるだけの演出力が感じられる。
いわば瀬々版「カリフォルニアドールズ」か。
一流のスポーツ映画に仕上がっていた。

CAの華やかな仕事風景と、対照的なうらぶれた羽田の風景が印象的だ。
そういえばデビュー作「課外授業暴行」の舞台も羽田だった。
羽田を舞台とした三人組の青春映画、という点ではデビュー作の設定と共通している。
いわばそのままメジャーデビュー作へ形を変えて設定を移植したわけだ。
主人公のモノローグが最初と最後に流れるのも印象的である。
(詳細:フライング・ラビッツ―新世紀スチュワーデス物語 (文春文庫 ふ 2-27)



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posted by 若旦那 at 23:51 | 秋田 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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