2006年07月23日

花井さちこの華麗な生涯

花井さちこの華麗な生涯

花井さちこの華麗な生涯」をDVDを借りて観た。
東洋大映画史研究会の関係者はご存知だろうが、我らが後輩女池充監督のメジャーデビュー作である。
正直「どんなもんだろう?」と思いながら観たのだが、いやぁ凄いわこの映画。

花井さちこの華麗な生涯 ◆20%OFF!

ピンク七福神のエース。「三池の次は女池だ」と言われるだけのことはある。
歌舞伎町で銃撃戦の流れ弾に当たって、前頭葉を刺激されて天才になったイメクラ嬢花井さちこが、大陸間弾道ミサイルの発射装置であるブッシュ大統領の指のレプリカを偶然持ち去ってしまい、北の工作員と共にカタストロフィーに向かって突き進むというお話である。
エロと政治と哲学が入り混じる壮大なスケールの話なのだが、画一的な政治映画にならず、ギリギリのところでバカ映画に踏みとどまっていることが好感が持てる。
古今東西の哲学者の思想のフレーズが随所に引用されていると言えば、まるでゴダール映画みたい!って思われそうだがさにあらず、現代思想家として名高いノーム・チョムスキーに至っては単なる淫語扱いである。
中野貴雄のシナリオによる部分も大きいと思うが、むちゃくちゃなシナリオをさらにパワーアップさせて映像化する女池君のセンスもまたすごい!
滝田洋二郎作品でならした名優蛍雪二朗に「階段からブリーフ一丁で降りてきて、ノーム・チョムスキー!って叫んでください」って普通演出するか、そんなの。
ちなみに予告編もぶっとびます。女池君が自民党本部に電話して小泉首相に映画を観てくださいと伝言するくだりは大爆笑である。
お奨めの逸品だ。



posted by 若旦那 at 22:37 | 秋田 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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