2006年08月26日

太陽

太陽

いつものごとく、駆け足出張のついでに映画を一本観てきた。
アレクサンドル・ソクーロフ監督「太陽」。
今話題の昭和天皇を主人公とした作品である。
昭和天皇役がなんと!イッセー尾形
これが結構ハマッている。

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映画の方は前半は徹底的に無力な存在として、ひたすら苦悩するだけの天皇を淡々と描いている。
戦争が深まり日本の敗色が濃厚となる中、「現人神」は何も出来ずにただ苦悩するのみだった。
海洋生物学の研究に没頭している時だけが安らぎを感じるという天皇の姿には、ある種無責任にも見えるが、このような立場の人間を描くという意味では鬼気迫るリアリティが感じられる。
が、しかし後半の戦後篇となってくるとタッチが微妙に違ってくるのである 。
基本的なテーマやタッチは変わりないのだが、ところどころ「イッセー尾形のコント昭和天皇」というノリになって、変に細かいギャグをかましたりして、序々にアドリブ全開状態になってくる。いいのか?ソクーロフ。
ラスト皇后役の桃井かおりとのからみは「コント皇室の日常」って感じになってきて、二人で「あっそう」を連発して最早何の映画か分からなくなってくるのである。
まあ前半の重厚なタッチで最後まで行くのもきついような気もするので、ギャグを入れてリズムを変えるというのも分かるのだが、ちょっとアドリブやりすぎ?ってのが気になった。
それでも最後の侍従長佐野史郎との会話と、桃井かおりのリアクション、そしてプツンと終わる唐突なラストは印象的だった。

太陽
posted by 若旦那 at 22:46 | 秋田 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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