2006年12月17日



キム・ギドク待望の新作である。
一言で言うと、相当変な映画だ。
前作「うつせみ」も結構きていたが、今回の「」はさらに訳が分からない。
子供の頃さらって来た少女を船の中で監禁して育て、17歳になったら結婚することを夢見る老人のお話なのだが、まず主役の老人、少女に台詞がなく、舞台も船の中だけである。

韓国語→聞き流す→効果を実感★



バッド(下向き矢印)この限定された設定の中で一時間半の映画を作り上げるだけでも大したものだと思うが、特筆すべきこととしては画面に常に透明感あふれるトーンを保ち続けているということがあげられる。
一言で言うと変態ジジイの話なのだが、よどんだトーンが全く感じられない。
が、しかしクライマックスに向けてのラスト30分には驚かされた。
詳しくはここには書かないことにするが、なんだあれは?超常現象か?
ストーリーの行く末が、ここまで読めない映画は久しぶりだ。
余韻あふれる「サマリア」とはうって変わって180度違う作品が撮れるキム・ギドクの振幅の幅の広さはもっと評価されるべきだと思う。





posted by 若旦那 at 22:26 | 秋田 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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