2008年08月19日

妻は告白する

秋田シネマパレ川口支配人、渾身の「増村保造&若尾文子」特集である。
この作品と「刺青」「赤い天使」の三作品。
非常に濃いセレクトである。
欲を言えば「盲獣」と「セックスチェック第三の性」を加えれば完璧に近いと思うのだが、若尾増村コンビに限定した今回の三本は入門篇?としてはいい線を突いているのかも知れない。

などと思いつつ楽しみに映画館に行ってみると、なんと貸切状態!
カルト過ぎるラインナップが地方都市の一般客に受け入れられなかったのか?
最近になってDVDで再発されたのも要因の一つかも知れない。
うーむ。。

映画の内容は、まさに増村ワールド!
唯一無二の孤高の存在である。
後に大映テレビという意外なフォロワーを生み出した、オーバーアクトと言っても過言ではない濃密な演技の応酬は今見ても見ごたえ充分だ。
若尾文子の悪女ぶりは現代の女優には絶対に出せない味だと思う。

これは映画館で見るべき作品であると切に感じる。











タグ:刺青 映画
posted by 若旦那 at 23:35 | 秋田 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月21日

ハチワンダイバー

ハチワンダイバー

http://wwwz.fujitv.co.jp/81/index.html

こないだ何気なしに最終回を見たのだが、いや〜凄いわ。
久々にツボにはまったTVドラマである。
20年前に「宇宙刑事」シリーズや「スケバン刑事」を見ていた方はよく分かると思う。

将棋の対局シーンにまずは驚かされた。
例えば「巨人の星」の大リーグボールの投球シーンの前に、延々と心象風景がインサートされてくるが、あれの実写版と考えてもらえば分かりやすいと思う。
将棋盤が光り雷鳴が鳴り響き、そんな中で主人公が「ダイブ!」と叫ぶと目の前がプール?になり実際に水の中に潜る映像に変わる。
ハチワンダイバーというタイトルの由来は、将棋盤の81マスの中に精神を潜り込ませることによって、新たな手を導き出すということらしいが、これでもかとばかり壮絶なCGを駆使し、ありえないようなオーバーアクトを見せる俳優陣にも圧倒される。
敵の組織「鬼将会」は扱いがほとんどショッカーだし、仲里依沙演ずる主人公を戦いの道へ導く「アキバの受け師」の表の顔は巨乳メイドだったりしてとにかく滅茶苦茶である。

個人的にはひさびさのバカドラマの大傑作だと思う。
映画化しないかな。

約一年ぶりのブログ復活でした。
これからも適当に書いて行くので、みなさんよろしくお願いします。

posted by 若旦那 at 16:26 | 秋田 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月10日



今やJホラーの担い手となった黒沢清、待望の新作である。
とは言うものの、前作「LOFT」から一年以内というかなり短いインターバルでの作品である。
LOFT」は黒沢清流ミイラ男として一部で話題となったが、今回は古典的幽霊話を黒沢流解釈で独自の世界に仕上げている。
陰鬱なタッチと夕暮れ時のセピア色を強調した画面作りは相変わらずだが、前作の「LOFT」同様微妙に今までとはタッチが違って来ている。
一言で言うと、ホラーの中に妙な「笑い」が意図的に強調されているのだ。
今回も昼間から堂々と出没する葉月里緒奈の幽霊は無茶苦茶怖いが、その陰鬱なタッチの中で何故か妙な動きをし始める。
主人公役所広司のアパートに出現した幽霊が、何故かドアを開けて外に出るといったところから??という感じなのだが、いきなりスーパーマンばりに空を飛んであっという間に立ち去ってしまうというあたりから観客はまたもや置いてきぼりをくらい始める。
それでもヒロイン小西真奈美が実は!という最近のJホラー得意のどんでん返しで「おおっ!」と思わせるのだが、その後の葉月幽霊の行動には誰もが唖然とするに違いない。
ここって笑っていいのか?おいっ!
詳しくは書かないが「バロン西にとどめを刺す里緒奈必殺のかかと落とし!」は必見である。
黒沢清は一体どこに行こうとしているのだろうか?分からん・・


posted by 若旦那 at 23:05 | 秋田 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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